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●北半球500hPa高度の月平均格子点値と月平均平年値
気象庁長期予報課(現在;気候情報課)作成
期間:1946〜1995年
格子:5度×5度
データの期間と内容
1946〜1962年;JMA、天気図から読みとったデータ
1963〜1973年;NMC/NOAA解析値
1974〜1995年;JMA数値予報課解析値
平年値の作成方法
上記基礎資料について、各年毎に1月1日を起日として12UTCのみを用いて5日平均(閏年の2月のみ6日平均)を行い、1年73半旬をもって基本データとする。これを各半旬毎に統計期間のデータを合計し、統計年数で割って半旬平均値とする。この73個のデータを格子点毎に調和解析し1/6年の波長までを用いて半旬平年値とする。この半旬平年値を再び調和解析することにより、日別平年値を算出して、これを暦日の月の日付に合わせて平均操作を行い、暦日の月平年値とする(長期予報テクニカルレポートNo.35)。
●500hPa循環指数
JMA気候情報課では対流圏中層の循環の特徴をみるために、500hPa高度の平年偏差を用いて、北半球6指数、南半球2指数を作成している。本調査で用いた北半球の6指数の名称と計算方法を以下に示す。
(a)北半球極渦指数(NH−PV);70°Nと80°Nの帯状平均偏差の平均値
(b)極東極域渦指数(R2−PV);70°Nと80°Nの90°E〜170°Eの平均偏差の平均値
(c)北半球東西指数(NH−ZI);40°Nの帯状平均偏差と60°Nの帯状平均偏差の差
(d)極東域東西指数(R2−ZI);40°Nの90°E〜170°E平均偏差と60°Nの90°〜170°Eの平均偏差の差
(e)東方海上指数(EAST−SEA);40°Nの140°E〜170°Eの平均偏差
(f)小笠原指数(OGASAWARA);2°Nと30°Nの130°E〜170°Eの平均偏差の平均値

 

 

 

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